本日は新しくオンラインサイトでの取扱いを、
開始させて頂く、チョコレートの紹介をさせて頂きます。
こちらの「バンキーニ」は取り扱いをさせて頂くようになって、
4シーズン目となります。
お取り扱いをさせて頂くようになったきっかけなのですが、
もともと僕は20代のころ、素晴らしすぎるショコラティェを
近くで見させて頂く機会に、恵まれていました。
彼はその数年後にMOFという、フランスでも最高位の
ショコラティエになられ、当たり前なのですが、
そのショコラの技はただ美しく、美味しく、ただただ感動してしまい、、、
さらに年々複雑に、そして多様化していく
チョコレートの世界を見るにつれ、
チョコレートは自分には絶対にできない、、、と、
遠ざけていた部分もありました。
しかし4年前、バンキーニのチョコレートと出会い、
「チョコレートは難しく考えなくていいんだ、
シンプルにおいしく、楽しいチョコレートもあるんだ」と
衝撃を受け、お付き合いをスタートさせて頂きました。
そんなご縁を頂いたバンキーニ。
下記は、そのバンキーニの紹介です。
お付き合いいただきましたら幸いです。
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「バンキーニ」はイタリア、パルマの最古の
チョコレートショップ
パルマは、あの中田選手も在籍したセリエAの
有名チームや、パルミジャーノレッジャーノ、
生ハムなどで有名な美食の街
約140年前に、その美食の街パルマで生まれ、
地元の人々に愛されていました
しかし、第二次世界大戦で街は空爆を受け、
当時の当主はお店を閉めてしまいました
そこからしばらくバンキーニの歴史は途絶えてしまいますが、
現在の当主、30代の若い兄弟二人が再興させます。
彼らは子供のころから、家の台所の梁の上に載った
美しい箱を見て育ちました。
その箱こそ140年前からパルマで愛された
栄光あるチョコレートの箱
大人になった彼らは、
お店を再興しようと決心し、修行します
あちこちでかつてのバンキーニの資料を探し回り、
とうとう大叔父さんの蔵で、昔のレシピを見つけました
再興は2012年の事、
こつこつとチョコレートを
作っては色々な店に置いてもらい、少しづつお金を貯め、
2015年にパルマの歴史的街区のすぐ外に構えました
そのお店が繁盛し、一年も経たないうちに
今度はとうとうパルマのど真ん中に
お店を開きました
「あのバンキーニが街に帰って来た!」と
中央店オープンの日には、
パルマの人々が殺到しました
バンキーニは歴史も深く品物も上等ですが、
けっして特別な人のための
特別な店ではありません。
バンキーニの品は、パルマの人々の
日々の暮らしの中の上等なおやつとして愛されています
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ここまで読んで頂いた方は、
きっともう既に食べて見たくなってしまったと思います!
このお話に出てくる中央店にも、
もともとバンキーニがあった
ガリバルディ広場も僕は一昨年、お邪魔させて頂きました。
そしてバンキーニのお店にも伺い、彼らのチョコレートに対する
熱い想いも沢山聞かせて頂きました。
イタリアは初めて訪れたのですが、
大好きになってしまった街、パルマ
そして街を歩けば、夏の暑い日に
バンキーニのジェラートのカップを持ち、
楽しそうに笑っている方々、
朝からバンキーニのお店でご飯を食べたり、
コーヒーを飲んで一日をスタートさせている方々、
そんな街の人々に、沢山出会うことができました。
パルマという街で、普段のみんなの生活にバンキーニが
愛されている事も、しっかりと感じてきました
そんな素敵なバンキーニのチョコレート
昔ながらのシンプルな製法で、良い素材をしっかりと
おいしいチョコレートに仕上げてくれています。
なかなか、外出もままならないこのご時世
ご自分へのご褒美に、
大切な方へのギフトにもぜひ。
長文、お付き合い頂きありがとうございました。